Feb12
おじちゃん だぁれ?
2007年2月12日 ねっくん
これは、20代の青年がバイト先で子供に言われて最も傷つく言葉である。
というか、その横で隠れて笑う同僚に最も怒りを感じる瞬間である。
そして、時に、「おじちゃんはねぇ・・・」と答えたりする同僚を見かけたりなんかして「あっ、慣れってこぇえ」とか「うおっ、こいつ負けた」とか思うのである。
逆に「おばちゃん だぁれ?」はさらに怖い言葉であり、隠れて笑うことすら許されないのである。
見つかったが最後!である。
女とはかくも強い生き物であるなぁ・・・と。

ちなみに俺様も以前2回言われたことがある。
それを爆笑していたのが、どうあっても逆らえない女性(姐)であったため「ノーアングリー マストスマイル」であった。

しかしながら、先日放送された冒険ジャーの最終回で冒険シルバが「おじちゃん だぁれ?」と言われていた。
なんというか「シルバっ!頑張れっ!」と思わされた。



そんな冒険ジャー。終わった。劇終である。
ラブコメ風に終わった。
レッドとピンクの甘い生活が宇宙で始まる。
最後に次戦隊のレッドである野生児とクールにハイタッチしていた。
世代交代。

なんというか、世の中のどのチビっ子達よりも感慨深いキモチで最終回を見ていた。
いわゆるヲタビルで働いていたせいである。
元々、戦隊とかライダーとかガンダムとか全くもって興味がなかったわけで、大人になってもそーゆーの追っかけている輩を蔑んでいた。
イメージでいうと「ホストにはまるギャル」が「ヲタはキモイ」と言ってのける感覚。
それが正常であると思っていた。
それがヲタビルで働いた3年間で変わっていったわけだ。

「ヲタはキモい?」

「否」

「俺なんてよっぽど音楽ヲタじゃねーか」

「秋葉でリュック背負ってる奴がキモくて、バックパッカー役をやったディカプリオがリュック背負ってんのはキモくねーのか?」

つまり、どーでもいー価値観について寛大になったのである。


そして、何がより俺を感慨に浸らせたかってゆーと
冒険ジャはその3年間との唯一の繋がりのように思われたから。ライダもプリキュアも終わったからね。
やっぱり、仕事にしてた頃ほど興味はなくなっていき、その内、ヒーローとか特撮とか観なくなっていくんだろうな。って思うわけで、元々好きな人たちと違って、同じようなキモチで次世代戦隊や次世代ライダを見れないんだろうな・・と。

残酷にも画面左上に表示される時間が「俺とビルとの3年間」をカウントダウンしていった。


嗚呼、劇終!!!





なんていい話を俺は書いてるんだ!




そして



10分後には新しい仮面ライダを観ながら、
ヒロインのコやっぱ可愛いなぁと思ったのである。

俺がこの世で好きな言葉の一つ

「いい話が台無し!!」

(笑)
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