yoshiro

吹き飛ぶような風が落ち着いて　空を拡げてゆく
流れる景色が揺らついた

心に灯る火種が誘いかけては
そっと胸に手を添えた

探し続けているドアには
いつか夢見たものがあると
そんなことも言えた時代から
またページが捲れるのかなあ

君は時々うつむいて　寂しそうな顔をしてた
僕らは夜が明けても語り合った

行き先を示すような朝日を裂く
この街で僕らは出会ったんだね

見つめ続けていた世界が
やがて壊れてしまうとしても
君が残してくれたものが
僕を支えていてくれるよ

年月を足し算しても　答えが近づくわけじゃないんだね
あきれるくらい走った同じ道を
ゆっくりと歩いて

見つめ続けていた世界が
やがて壊れてしまうとしても
君が残してくれたものが
僕を支えていてくれるよ

探し続けているドアには
今も鍵を差す場所がある
待ちわびながら見てるよ
ひたすらに続く未来を