Sep21
渋谷新宿京王百貨店
2015年9月21日
昨日は仕事帰りに都内での路上演奏を敢行。
めっちゃ疲れた。
電車内混雑を考慮してアンプやら音源やら全部ギターバッグに詰めて朝から出かけたが、ダメ、重すぎて、、。
今日のこのダメージの半分はギターバッグのせい。
まずはさい先良く、職場でAKBや西野かなばかり聴いてる上司にネアンデルタールスリーの音源を売りつける。なはは。
今日はいけんじゃないか?と、ヘラヘラしながら、
前まえから狙ってた渋谷に移動。
金王だか金玉だかのお祭りで半端なく駅前が混んでる。
ハチ公口からちょっとずれた、まさに路上やるために作られたかのようなスポットを発見。
ロックの神様の存在を再確認するも20分足らずで通報。
再来を誓って、新宿に移動。
久しぶりの新宿。風が違う。
東南口で早くも聴衆を集めてる路上ドラマーを発見。
ややテクノちっくな恐らくは自作の音源に合わせて最小限のセットで叩いてる。
おお、あたしもやらな、とほぼ真上のルミネ口で始める。
新宿ならばルミネ口だ。
絵的にも通行人からの距離感的にも最適だ。
暇人もたくさんいるし(笑)
しばらくすると黒人のおばちゃんがきた。めっちゃ目の前でニコニコしながら聞いてくれてる。話かけてきたらおばちゃんじゃなかった。男だった。そこにいて翻訳してくれた人によると、黒人は相模原に店を持っているからキミも歌わないかという話だった。コートジボワール出身のオズワルドはオールラウンダーで、身振りによると太鼓からギター、ベース、サックス、鍵盤なんでもイケる口のようだ。
チラシのプロフィールを見ると、スティービーワンダーと共演したとある。本当かよ(笑)
話しこんでるとパトカーが少し離れたとこに到着。
どうもさっきのドラマーも通報されたらしい。脳内で太陽に吠えろが流れだし、ギターやアンプをとりあえずしまい、楽器やの帰りという態で立ち話をしてると奇跡は起きた。
パトカー帰った(笑)
いよーしと景気よく再開すると、パトカーとは別の歩兵お巡りさんにさっくり声をかけられ拇印までお願いされた(笑)
ハメられたあああああ。
すげー優しいお巡りさんだったけどね。
「通報されなければねー。ごめんねー。何も悪いことしてないもんねー。」
優し過ぎて胸が痛かった。拇印とられたけど。
しゃあないので小田急の方に移動する。新宿はスポットが結構ある。昔はコマ劇場前もメッカだった。
左に流れてゆく車たち、右に駅ビルの巨大な壁に挟まれながら薄暗い道を、重いバッグを背負いハイヒールで歩く。今がツアーの真っ最中のような気がしてくる。
さっきのドラマーが懲りずにまた演奏の準備をしていた。
セッションしようとすると、
「すいません、僕、お金稼いでロンドン行くんで」と断られた。不粋なやつだ。OL熟女とのセッションのがオーディエンス集まるだろうに、と思ったが、笑顔で失礼する。あたしもテクノ音源とぶいぶい絡めるほどの腕じゃないしね。
京王百貨店の出入り口からちょっとずれた暗がりで始める。
出入り口でないこと、自販機の前でないこと、民家の近くでないことが路上の条件。
さらにアコギ以上の音量にしないようにしてる。もちろんマイクは無し。
作りかけの、ちゃんと歌いこみもまだな曲に聴衆が集まる。
まじか。やはりこれは名曲なんだな。
中でも熱心に聴いてくれた青年が熱い感じで誉めてくれ音源まで買ってくれた。嬉しくて。
この為に重いギターバッグしょって新宿まで来たのだ。
今まで生きてきたのだ。
最後には京王百貨店の支配人みたいなのが出てきて
「ここは当店の敷地内でありまして、こちらでの演奏はご遠慮願います。」と丁重に追い出し遊ばされました(笑)
漫画に出てくるようなオールバックメガネだった。
まあ最高のよるでしたよ。
新曲仕上げたらー!
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