ニャチコジエンズ

職場のレストランの社長がポールマッカートニーの東京ドーム
行ってきたらしく大絶讃。
72歳で、3時間歌って一回も水飲まなかったんだって。
すげーなポール！
で、ここまでは良かったんだけど、
副調理長を捕まえて、
「ポールすげーよ。もうね、○○が見に行っても楽しめる、曲なんか知らなくても全然楽しいんだよ。今までみたコンサートで一番最高！エンターテイメントが凄い、コンサート会場で花火が上がってるんだよ？映像とかさ、やっぱあいつは天才だよ」


ん？んんんん？？？

いろいろな意味で考えてしまった。

パンクスプリングにも参戦する、爽やかパンクを好んで聴くうちの社長が、ポールマッカートニーの会場に行って花火や映像に酔いしれている。
ビートルズやポールの曲への賞賛じゃなくて、花火？映像？そっち？それがポールの提案なのかどうかはまあおいて、
過去に数多みた、大好きな爽やかパンクのライブを軽々と超え、花火を絶讃している。
まあ、普通のリスナーの普通の反応なのかな。
ミュージシャンなら音楽で勝負！！がまっとうだと思ってたあたしには、へえー？と思ってしまった。
まあしかし、ロクに曲も聞かないお客さえもここまで絶讃させる、手段を選ばず楽しませるというプロフェッショナル魂、
これこそ全ミュージシャンが見習うべき到達すべき姿勢であろうか。
花火と映像て、そんな珍しくなさそうだけどね。今どき。
見たことないけどさ、そんなビッグなライブは。
どんなミュージシャンでも、
そいつが鳴らしてる時はそいつのエンペラータイムだと思ってるけどね。あたしゃ。