Nov27
ワンマンライヴレポート
2008年11月27日 アイ・ドント・ノウ staff
アイ・ドント・ノウ ライヴDVD「悪いがヲマエにはここで死んでもらう。」の映像作家 大瀧光司さんがワンマンライヴのレポートを書いてくれました。


11月19日。その日は朝から仕事があってLIVEに間に合うかどうか少し心配しなが
ら過ごす。

しかし、今年1年間、LIVEに通いながら撮影し、ヤギさんがウチに通いながら編集
したLIVE DVD『悪いがヲマエにはここで死んでもらう』
が発売され、アイ・ドント・ノウにとって勝負となる下北沢シェルターでのワン
マンというからには、たとえ残り1分しかなくなってもシェルターに駆けつけよう
と思っていた。

そんな仕事は予想に反してあっけなく早々に終わり。

開始に十分余裕のある時間にシェルター入り。会場ではアイ・ドント・ノウの3人
がいつもと変わりない様子でお出迎え。
ワンマンであることの緊張を感じさせず、逆にこちらの緊張がほぐれる。

オープニングアクトでゲストのジャズネコのステージが始まる頃には会場はお客
でいっぱいになり。
ジャズネコの卓越されながらも熱いLIVEに会場が盛り上がる。

ジャズネコのステージが終わると、何かステージに緊張が走るような感覚を覚え
、アイ・ドント・ノウのステージが始まる。

1曲目はI Need Myself。

この1曲目からして、アイ・ドント・ノウがこの日のLIVEにかける覚悟を感じたよ
うな気がした。
バラードから始まりアップな曲。そしてまたバラードへ。

アイ・ドント・ノウのLIVEは絶えず人を揺さぶる構成になっているのを感じる。

激しくも儚い。それは「人間そのものだなぁ」って思う。

そんなふうに感じさせてしまうところがアイ・ドント・ノウの音楽がリアルに聴
こえる理由なのかもしれない。

映像を仕事にしている自分としては、この日のステージの上のアイ・ドント・ノ
ウがとても美しくて、映像に撮っておきたいと思ったが
それは自分の目に焼き付けておくことにした。

何か、空気が張りつめると言うか…。繊細で壊れやすいモノを手にしたと言うか
。言葉で上手く言い表せない緊張感も感じたLIVEだったが
それはステージの上のアイ・ドント・ノウも、それを見守るお客も、このLIVEが
とても大事なモノだったからじゃないかと思う。

会場が一体になった素晴らしいLIVEに参加できて本当に良かった。

まぁ、ジャンルは違えど同じくモノづくりをしている自分としてはあんなステー
ジを見せられて少し嫉妬したところはあるけど(笑)

大瀧光司
http://web.mac.com/k.o.braveheart/iweb
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