Jul12
『微かな震動』Vo.3
2008年7月12日 コーコ
コーコ blog<A href="http://blog.livedoor.jp/cromagarage/" target="_blank">「哀しみが晴れる日」より</a>より

将来について考えていた彼女に比べて私はずいぶん幼かったと思う。

私が自分をとりつくろって吐いた言葉。その言葉の本質。私の未熟さを彼女が見透かしている様に感じた事が何度かあった。それはきっと間違いじゃない様に思う。


色んな経験の中でそれなりに大人になって、他人を思い遣る事とか自分を見つめなおして時には醜い自分とも向きあわなきゃいけないとかそういう大事な事を自分なりにわかる様になった。

だから今なら彼女ともっとうまくやっていけそうに思う。だけどきっと、彼女の記憶に灼きついた私の姿はあの頃のまま、変わる事はない。

1通メールをして返信がきて、2通目を送って返信が来た。


もう一度会いたいと思って、またメールをした。また会いたいという内容を匂わせてメールを作った。


でもそのメールの返信が来る事はなかった…。


彼女が私から徐々に遠のいていった時もメールの返信が減ってそしていつしか返信が来なくなって、連絡がとれなくなった。


だから彼女の中での私の存在なんてきっと小さいものなんだろうと思った。


その夜、私は泣いた。彼女の事を本当は今も好きだと気付いたから。もう二度と会えないんだなぁと思ったから。そして何より、私が愚かだった事が悲しかった。

つづく
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