Mar3
秘密基地
2012年3月03日 Daydream
大人になったとき、子供の頃遊んでいた場所に本当に何の気無しに行きたくなって、足を運んだ時、ぼろぼろになって朽ちてしまった毛布が昔と同じようにありました。結局あの頃からあの場所には自分達以外が入った形跡がありません、なんだかちょっと感動しました。

前の記事は2年も前、此処も立派な秘密基地です。

この歳になって、時代の流れに乗ってみようと思いました。

だってね、そういうのがかっこ悪いとか、趣味じゃないとか思ったことは一度もないのですが、流行り物好きで一つでかいことをやってやろうとも思った事はありませんでした。

自分がどういう人間なのか、この歳になって分かったというか、お金を沢山設けて良い暮らしがしたいという欲望ってやっぱり必要だと思うのですよ。
でも、年を取る毎に自分にはそれが欠けていると思ったのです。理由は簡単、基本音楽で稼ごうという意識が二の次だったからですね、思えば何でも何となくこなし、ピンチのときは誰か助けてくれる人が居て、
本当に自分は恵まれた人間だと今でも思っています。
それで何よりも近くに音楽があるのですから、もう大満足。

でも、ここ近年そのもっとも身近なものを遠くに届けたいという想いを持ちました。
自分の作った音楽に対して、是非一度で良いから耳を傾けてほしいという気持になりました。

もうね、自分でも笑っちゃうくらいに遅い。

きっと、それが本心かと言えば違うのかもしれない、
でも、やってみたくなったのです。

多分これが最後だからだと思うのですよ、
人生で誰よりも楽しく生きられる最後の時間なのだと思うのです。
だから、やってみたくなったのです。

漠然と何となくうまくいったらいいな、
とかじゃなくて、絶対にうまく行かせなければならないのです。

だから、行こうと思います。
何処へでしょうね、それはもう頂上ですよ。

自分でも言ってて笑ってしまうほど滑稽ですが、
そんな気分なのだから仕方がない。

そうでないと、今まで面倒見てくれた人に恰好がつかないものね。

だから、もう少しだけ、夢の続きを。
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