Aug9
短編小説~DO YOU WANNA DANCE?~最終回
2008年8月09日 カオスマンの今夜も脇道放談42
「何だよこれ」
リーマンは半ギレ気味で言った。

「え、タンタン麺ですけど、貴方が食べたいって言った・・」
西岡と上原は訳が分からなかった。



「バカヤロー!!!!俺はタン麺が食いてーって言ったんだよコノヤロー!!!!」


「?」「!!」

二人とも頭の中でリーマンの発言をさかのぼってハッとなった。

「俺、タンタン麺が食いてーな・・・。」×

「俺、タン、タン麺が食いてーな・・・。」○


(こいつ、噛んでやがったのか!!!)


「酒飲んだあとによーあっさりしたもんが食いたかったんだよバカヤロー」

そう言うとリーマンはまた暴れだした。

西岡は数秒リーマンのサマを見ていたが上原にすぐ耳打ちした。


「上原、警察呼べ」 「はい」


流石に彼らにタン麺を作り直す気力は無かった。
というか一刻も早く目の前に居るアホが消えて欲しかった。

ものの5分で警察は来た。

リーマンは警官二人に抱えられ、「放せ!!俺は大人だぞ!!」と意味不明な事を叫んでいた。


静かになった店内で二人は暫く呆然としていた。

「DO YOU WANNA DANCE~♪ とりあえず踊っとけ~♪」

いきなり西岡は歌い出した。

「なんすかそのダサい歌・・」

西岡は上原の問いかけを無視して暫く歌い続けた。

1分位して歌を止めてそしてスッキリした顔で言った。

「あいつの大ヒット曲だよ」「は??」

「とりあえずタンタン麺食うか・・・」
「もう伸びてますよ・・・」

「じゃあ、とりあえず飲むか!!」

「そうっすね」

「ビール代お前の給料から天引きね」

「なんすかそれ!!じゃあ、いらないっすよ!!」

「ウソ、奢りだ」

「あざーす!!」

上原は冷蔵庫からアサヒスーパードライの大瓶と冷えたコップを出してきた。

「じゃあ、おつかれー!!!!」
無駄にテンション高く二人は乾杯した。

時刻はもう0時近くになろうとしていた。

「店長、明日休んでいいすか?」

「だーめー!!!!」
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